介護支援センターオアシス(平野区背戸口)のOケアマネこと小原です
庭園の緑も色鮮やかに映える新緑の時期、京都の庭園を巡ってきました
此方は圓通寺(左京区岩倉幡枝町)の庭園、幡枝離宮としてつくられた場所を寺院にされたそうです
庭園は離宮造営当時のもので真正面に望める比叡山、山並みを借景にした枯山水庭園で知られています
額縁に入れられた絵画のような景色が広がり、心ゆくまでゆったりとした時間を過ごせます
四季様々な表情がみられます 新緑の時期も良いですが、苔が映える梅雨の時期も目を楽しませてくれます
此方は妙満寺(左京区岩倉幡枝町)の「雪の庭」です
「雪の庭」は妙満寺本坊にある庭園で、雪がかぶった時の景色が最も美しいと言われる庭園です
雪が積もった景色はまだ見たことがないのですが、機会があれば冠雪した庭園を見てみたいと思ってます
此方は源光庵(北区鷹峯)です
「悟りの窓」と「迷いの窓」で知られています
「悟りの窓」は、丸い形で角が取れたおおらかで素直な気持ちを表します
「迷いの窓」は、四角い形で人間の一生を表わし、四つの角は生老病死の四苦八苦を表現しています
二つは常に同居しており、「迷いの窓」の前に座り、自身の苦しみ、迷いを見つめ、「悟りの窓」の前に移り、ありのままの自分を見つめてくださいと言われました
四角と丸に縁取られた絵のような景色を前に、長い時間座って過ごされる方も多いようです
書院の庭園は新緑、紅葉の時期は特に素晴らしい景色になります
書院から眺める枯山水庭園「鶴亀の庭」も趣きがあり、亀の姿もはっきり目に飛び込んできます
此方は正伝寺(北区西賀茂)の「獅子の児渡しの庭」です
さつきの刈込みを七五三に配置された枯山水庭園です
比叡山を借景にした庭園で、庭園を前に広縁に座って静かに眺めている人、座禅をしている人、ゆっくりと流れる時間を楽しまれているようでした 正伝寺の方丈は伏見城の遺構と伝えられ、狩野山雪の山水画の襖絵もあります 絵はレプリカではなく、本物を間近でじっくり見ることができます
各寺院とも静かに庭園を鑑賞されている人が多く、1時間程度見入っている方もみられます
喧騒とは無縁の心地良い時間を過ごすことができるので、一度足を延ばして行かれては如何でしょうか