施設ブログ

2025.07.11

スタッフのつぶやき

支援センター オアシス平野

『酬恩庵一休寺に行ってきました』介護支援センターオアシス

介護支援センターオアシス(平野区背戸口)の小原です
アニメ「一休さん」のモデルとして知られる 一休宗純ゆかりの酬恩庵一休寺(京田辺市)に伺ってきました

総門から続く参道には楓が植えられ新緑、紅葉の頃には綺麗な景色がみられます

酬恩庵は鎌倉時代に創建された妙勝寺が荒廃したものを一休宗純が再興、此方で人生の後半を過ごされ、88歳で亡くなられています
方丈の南側に晩年を過ごされた虎丘庵があり、その東側に墓所があります

一休宗純は後小松天皇の皇子といわれており、現在墓所は宗純王廟として宮内庁管理になっています

一休寺と宗純王廟は塀で隔てられています 菊花の紋から右側が王廟です

江戸時代初期に再建された方丈 南側に広がる庭園、景色をゆったりと眺められます
方丈中央奥には自身の頭髪を植えたとされる一休禅師の木造が安置されていますが、拝観できる場所からはっきり見えないのが残念

方丈内には81歳で大徳寺住職になられた時に、大徳寺まで通われた際に使用された輿も置かれています

方丈南側の南庭には大振りのソテツや刈込まれたサツキの前に白砂が敷き詰められています 背後には宗純王廟と虎丘庵の屋根が並んでいます
虎丘庵は元々京都東山山麓にあったもので通常非公開ですが建物、庭園とも素晴らしいといわれるので機会があれば見てみたいものです

庫裏の中には 「屏風の中の虎を捕まえてみろ」の有名な説話をもとにした虎の衝立もあります

新緑、紅葉の時期に訪れてみたい本堂(法堂)へ続く参道です
内部に本尊の釈迦如来坐像、文殊菩薩、普賢菩薩が安置されています

此方は少年一休像

林の中には石像が並んでいます 此方の和やかな表情が気に入っています

夏の日差しが強く、暑い時期ですが方丈や境内の日陰は快適です やさしいお顔にほっこりしますね