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2月13日(金)と19日(木)に大阪城南女子短期大学 人間福祉学科の小林 孔教授をお迎えし、福祉国語と題し「手紙や伝言メモの書き方」の研修会を実施いたしました。その内容をご報告いたします。
ご講義頂いた
城南女子短期大学
人間福祉学科
小林 孔教授
研修会のタイトルにつられ、興味深々で参加し、期待を裏切ることのない内容で、非常に勉強になりました。
縦書きの便箋を渡され、前文・主文・末文・後付け・副文という構成で、小林教授に誘導されながら、参加者が各々手紙をしたためてみました。
悪戦苦闘ではありましたが、時候のあいさつや、頭語と結語など、様々な文言があり学び多い時間でした。又、ビジネス上でのメモの取り方の勉強もあり、いつ、誰が(誰から)、どんな事があった?とメモ記入の上での最低条件の話も頂きました。
普段、メール等の普及により、なかなかペンを持ち書く機会の減った手紙。
今回の勉強会を受講し、誰かに手紙を書きたくなりました。
老健入所介護 松山 修一郎
老健リハビリテーションの前田です。先日11月6日(木)医療法人隆星会18周年特別講義として当法人理事でもある関西医科大学精神神経科教授 木下 利彦 教授に『認知症と介護について』をテーマにご講義いただき、他事業所様のご来賓12名様を含む計78名という多くの方が参加して下さいました。
認知症について、我々医療従事者は何となく知っているつもりでしたが、木下教授の説明を聞き、認知症の種類、脳の萎縮状態によって違いがあり、関わり方や対応のしかたも異なることが理解できました。
教授のお話で特に印象に残っている言葉は、「まず介護、関わり方が大事」という言葉です。認知症は現在、まだ薬での完治は難しく、薬より正しい関わり方や予防のための適度な運動が重要だと感じました。
今回の講義で、認知症の方と現場ですぐにいかせる関わり方も詳しくご教授してくださいました。私も医療従事者として相手の立場にたって介護する大切さとご利用者さんの症状をみて適切な対応ができるように関わっていきたいと思いました。
また、私の職種は運動療法を提供することで、運動の大切さを伝えることも私の役割と感じました。今回の講義の知識・知見を参考に前向きに行動していきます。