老健リハビリテーションの前田です。先日11月6日(木)医療法人隆星会18周年特別講義として当法人理事でもある関西医科大学精神神経科教授 木下 利彦 教授に『認知症と介護について』をテーマにご講義いただき、他事業所様のご来賓12名様を含む計78名という多くの方が参加して下さいました。
認知症について、我々医療従事者は何となく知っているつもりでしたが、木下教授の説明を聞き、認知症の種類、脳の萎縮状態によって違いがあり、関わり方や対応のしかたも異なることが理解できました。
教授のお話で特に印象に残っている言葉は、「まず介護、関わり方が大事」という言葉です。認知症は現在、まだ薬での完治は難しく、薬より正しい関わり方や予防のための適度な運動が重要だと感じました。
今回の講義で、認知症の方と現場ですぐにいかせる関わり方も詳しくご教授してくださいました。私も医療従事者として相手の立場にたって介護する大切さとご利用者さんの症状をみて適切な対応ができるように関わっていきたいと思いました。
また、私の職種は運動療法を提供することで、運動の大切さを伝えることも私の役割と感じました。今回の講義の知識・知見を参考に前向きに行動していきます。
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