第14回職員向け研修【社会福祉援助職の理念とその価値】開催

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平成26年7月30日(水)17:30~19:00 老健2階のデールームで
大阪城南女子短期大学の山本永人教授より、
「社会福祉援助職の理念とその価値」という演題でご講演いただきました。

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はじめに、福祉職を目指す学生が危機的に減少していることを挙げ、
私たち現職者にとって、この仕事をすることの重要性と、施設業務の「当たり前」に慣れず、誰もが暮らしの中で感じて然るべき「当たり前=幸せ」を認識し、専門性を以って共に生きる戦略を練ることの必要性を説かれました。

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私たちが関わっているご利用者様は、「単に"高齢者"ではなく、心身に何らかの不具合があり、暮らしの中に障害がある方であること」を認識し付き合っていく必要がある。「ノーマリゼーションとは?」「リハビリテーションとは?」など、そういった方々に日々心を寄せて取り組むべきと熱く語られる山本先生のお話に、あっという間の90分間でした。

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最後に「援助者として求められること」として

 ①利用者の福祉(幸せ)に心を注ぎ、関心を向け、尊敬することにより利用者を受容すること
 ②利用者のニーズを優先した「相手中心」の関係
 ③介護に科学的な客観性があること(再現性・汎用性・継続性)
 ④利用者が自分で決める権利があることを認めること  

の4つを話され、また

「養うべき力」として

 ①聴く力
 ②指導する(行く先を指し示し、導く)力
 ③涙する力

の、3つを挙げられました。
さらに、「学生たちや後進の人たちにとって、日々成長していけるこの仕事で素晴らしいモデルとなっていただきたい。」と締めくくられました。

本部 中島美和子

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このページは、介護のオアシスが2014年8月 4日 13:31に書いたブログ記事です。

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