施設ブログ

2024.09.13

スタッフのつぶやき

支援センター オアシス平野

『京都 常照皇寺に行ってきました』介護支援センター オアシス

介護支援センター オアシス(平野区背戸口)の小原です
杉木立が美しい山間の道を通り、稲穂の揺れる田園風景を眺めながら、常照皇寺(京都市右京区)に行ってきました
常照皇寺は南北朝時代の北朝光厳法皇ゆかりのお寺で、桜の寺として知られています
桜の時期には多くの人が訪れますが、夏の暑い時期は訪れる人も少なく、静かに過ごせました


方丈は三方を庭に囲まれ、広々とした開放的な作りが特徴です

常照皇寺の方丈の仏像の祀り方は変わっており、観音菩薩立像が上に祀られています


方丈北側には緑豊かな庭園が広がります

方丈より渡り廊下を進んでいくと法堂と本堂が合わさった怡雲庵(いうんあん)(開山堂)に至ります
怡雲庵の仏殿中央には釈迦如来三尊像 その奥開山堂には僧形の光厳法皇が祀られています

怡雲庵は開放的な方丈とは異なり、薄暗い堂内で厳粛な雰囲気
目に飛び込んでくるのはライトアップされた羅漢のお姿 高い場所に安置されています


反対側にも羅漢の像が並び、その下には阿弥陀如来三尊像が安置されています


阿弥陀三尊像と脇侍の菩薩像です
穏やかなお顔の阿弥陀如来像 脇侍の勢至菩薩、観音菩薩像は立ち上がろうと身を乗り出す姿勢が印象的です


光厳法皇は此方で崩御され、寺の裏山に山国陵として祀られました

常照皇寺は杉木立に囲まれた静かなお寺です
訪れるには時間が掛かりますが、紅葉の時期も趣きのある景色が広がるので行ってみるのは如何でしょうか