介護支援センターオアシス(大阪市平野区背戸口)の小原です
奈良県五條市の『鬼走り』に行ってまいりました 『鬼走り』は毎年1月14日五條市念仏寺陀々堂で行われる室町時代から伝わる伝統行事で、国の重要無形民俗文化財に指定されており、燃えさかる大きな松明を振りかざした父鬼・母鬼・子鬼が堂内を歩き、住民の災厄を払います
19時より念仏寺堂内で僧侶による読経、護摩供が始まり、19時30分より柴燈護摩が焚かれます その間に松明は火に馴染ませ、出番を待っています
21時より鬼が行者のお迎えを受けて念仏寺に到着 燃えさかる大きな松明を振りかざした父鬼・母鬼・子鬼が堂内を豪快に3周巡り、災厄を払います 松明を持って念仏寺戸口で見栄を切る姿は鬼走りの最大の見せ場です
写真からも炎の勢いが伝わってきますね 炎が天井を舐める光景はいつ見ても圧巻!
邪気や災いが逃げていくようです
「鬼走り」と聞いて鬼が松明を持って走り回るとイメージする人が多いようですが、ご覧の通り走り回りません
豪壮な火祭り、とても見応えのある伝統行事ですね