介護支援センターオアシス(平野区背戸口)の小原です
妙心寺の『金澤祥子 京都 妙心寺展』には支援センターの3人で行っていますが、後日友人を誘って2度目の鑑賞に行ってきました
妙心寺は多くの魅力ある塔頭寺院があります
此方は「天球院」 庭園が今年のJR東海「そうだ 京都、行こう」キャンペーンのポスターに使用されており、期間限定で特別に拝観できます
天球院本堂は江戸時代建築の方丈で、方丈内部には狩野山楽・山雪筆による152面におよぶ金碧の障壁画があります
特に「竹に虎」、「柳梅に遊禽図」などが有名です。本物は京都国立博物館に寄託され、実際に見られるのは高精細複製されたものですが、本物の保存状態が良く、彩色もしっかり写されて見応えがあります
お寺の方からお寺の歴史、障壁画について説明を伺い、満足してから方丈北側にある書院庭園へ
書院は趣きのある建物で、拝観者も多くないため書院内を動き回り、気に入った場所から庭を眺めます
雨に濡れて鮮やかさを増す庭園 また室内からは大正硝子越しに庭園を眺めます
続いて伺ったのは「桂春院」 「桂春院」は通年公開されている妙心寺の塔頭寺院です
方丈には素晴らしい障壁画が飾られ、方丈の周りには修行に入った人が悟りを開くまでを現した4つの庭園があります
此方は「清浄の庭」 方丈北側に位置する 枯山水の壺庭です
此方は「侘びの庭」 抹茶をいただきながら、のんびりと庭を眺めさせていただきました
此方は「思惟の庭」方丈の東側に位置します
此方は「真如の庭」 方丈南側に位置し杉苔の中に石を配して十五夜の満月(悟り)を表しています
「真如の庭」を眺めるのに座り心地の良い椅子が置かれており、振り返れば方丈内の障壁画が見られます
静かに散策でき、ひと気のない寺院で和やかに過ごしてみるのは如何でしょうか