こんにちは 法人本部・営業企画の中島です
夏の終わりに「日本で唯一の飛び地、北山村」へ行ってきました
村を囲む市町村は全て三重県と奈良県、和歌山県のどの市町村とも隣接していませんが所在地としての住所は「和歌山県北山村」です
明治4年、廃藩置県が実施され新宮が和歌山県に編入された際、地理的には奈良県に属するところを新宮との結びつきの強さから「新宮が和歌山県に入るなら私たちも」との村民の意見が聞き入れられた結果、飛び地の村が誕生しました
北山村といえば、筏下りとじゃばら🍊
当時は村の人口の大半を筏師(いかだし/林業が盛んで杉などの材木を輸送した)が占めていたそうです
(観光サイトより)
「北山川筏下り」は、北山村の文化にして伝統産業でもある「筏流し」と筏師の匠の技を、楽しみながら体験することができます
急流の楽しさはもちろんのこと、全長30mもの筏の前から後ろまでを移動する足取りの軽やかさ、
そして何より、流れのない所でこそいかに櫂を巧みに操り、筏を前に進めるかも大きな見どころです
広告やサイトの、立ち上がって急流をいく写真が目を引きますが、急流のいくつかでは立ち上がるものの
それ以外は筏の真ん中に渡された椅子に座れるのでとっても楽ちんです
濡れることを厭わなければ、筏に直に座って冷たい水に足を浸しながら風景を楽しむこともできます
他にもシャワートレッキング(沢登り)、ラフティング、カヌー、バス釣りなど、北山川のいたるところで水遊びを楽しめます
宿泊は、筏下り受付のすぐそばにあるお宿「おくとろ温泉やまのやど」へ
ずぶ濡れになっても、温泉に入ればすっかり体も温まります
露天風呂もあり、空気が澄んだ天気のよい夜には満天の星を観ることができるそうです
翌朝は、早起きして散歩
宿からすぐ近く、北山川に架かる吊り橋「上瀞橋(かみどろばし)」まで行ってみました
全長173m 幅2.5m
水面から12m、しかも足元はグレーチングなので、隙間から川が見えるのでちょっと怖いのですが、隙間のひとつに顔を近づけて下を覗いたら、川面に映る橋と青空(+私たち)がとても幻想的でした
そして、刻々と変化する橋からの眺めもとても美しかったです
爽やかな空気を胸いっぱいに吸って、五條を目指して出発!
車でしばらく走るとすぐに奈良に入ります 道中には神社仏閣、遺跡、また小説の舞台にもなり鍾乳洞や吊り橋で有名な天川村や十津川村、おしゃれなカフェや昭和感漂う食堂などがあり、本当に何度行っても楽しむことができます
そして奈良は野菜(大和野菜)がとっても美味しいです!
ランチは、老健:古畑さんに教えていただいた新鮮な野菜と、野菜好きのご亭主の楽しい話が聞ける落ち着いた佇まいのオーベルジュ
奈良五條:源兵衛さん
少し足を伸ばして、奥大和、そして北山村へ・・・
この秋にいかがでしょうか🍂