施設ブログ

2024.12.25

スタッフのつぶやき

支援センター オアシス平野

『京都の秋を楽しみました』介護支援センターオアシス

介護支援センターオアシス(平野区背戸口)の北住です
朝の8時、毎月の月参りに伏見稲荷大社(伏見さん)を訪れました
早朝にもかかわらず、たくさんの人がお参りに来られていました

珍しく大きな楼門は修復中でした

お参りが終わった後、鴨川に立ち寄りました 京都らしく古いお店が連なっています
夏なら川床でにぎあいますが、冬のこの風景も良いものですね

鴨川の水はとても澄んでいて、最近あまり見かけなくなりました柳の緑と青空のコントラストが目に沁みました

その後、二条城(世界遺産)へ 本丸御殿は修理が終わり、18年ぶりに一般公開されていました
玄関から中に入ると幅広く長い廊下とたくさんの曲がり角がありました
御書院の一の間、二の間と続き、部屋の襖には豪華絢爛の狩野派の四季折々の植物の絵が描かれています
素晴らしい欄間に天井、写真は撮れないのですが・・・

次に、二の丸御殿は全部で6棟からからなり、国内の城郭に残る唯一の御殿として国宝に指定されています
建物の中はさすが徳川将軍が過ごされた御殿であると思える豪華絢爛なものでした
床は鶯張りで、きゅきゅと音がなります

将軍の居間や寝室と考えられている白書院、将軍と大名や公家の方々が対面を果たされた黒書院襖には勇壮な虎の絵や、立派な松や鷹の絵が描かれていて、今でも当時の将軍の威厳や権力を感じさせられます 1867年の幕末、徳川慶喜が二の丸の大広間に大名の藩主を集めて意見を聞き大政奉還を果たした、そんな歴史的なところに自分がいるなんて、嘘のようでした

栄枯盛衰の跡、みつば葵と菊の御紋の金具が拝され時の流れを思いました
御殿の大広間西側には美しい庭園が広がっています 水が流れ、池には石づくりの橋が架かり、広い静かなお庭でした
さっと雨が降った後に虹が出て、とても不思議な感じ、よ~し!宝くじを買って天下をとるぞ~ (^^♪

歩き回ってちょっと小腹が空いたので、写真に写っている庭園の茶店でお善哉をいただいたのですが、
同僚のNケアマネのように食い気が勝ってしまい、お善哉の写真を撮るのわすれていました (T_T)

大変大きな銀杏の樹、今年の秋はとても短かったのですが、きれいに黄金色に輝いています

こちらは真っ赤に燃える紅葉の樹

城門を出た時、まるでタイムトラベルを起こした気分になりました
帰りに京都タワーを見ながら、ふと「慶喜さんは、こんな京都を創造されたかったのかな?」・・・と 歴史に想いを馳せました (^_-)-☆