オアシス広報誌「Azure 2023年7月号」を発刊しました
暑さ厳しい今日この頃、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
私が好きな言葉のひとつに「外見は、その人の内面の一番外側である」と言う言葉があります、皆様はご存知でしょうか。多様性の時代、もちろんルッキズムを肯定するものではありません。しかし、どうしても人間は見た目=外見を非常に気にする生き物です。条件によって多少変わるものの、「人間が何かを判断する時は見た目(外見)にかかっている比重がかなり高い」ということです。これを「メラビアンの法則」と呼ぶそうです。例えば「白衣を着ていたら医者か研究者」「スーツにメガネ+黒板=教授・先生」といったように多くの人はイメージで捉えがちです。事実かどうかにかかわらず、「この人はこうだろう」と外見で内面(性格)まで判断されることは想像以上に多いと思います。つまり見た目そのものではなくて、外見を基準にその人の中身が判定されがちです。
私も毎日白衣を着て患者さんと接し、皆さん年齢に関わらず「先生」と呼んでくださり体や心の不具合を相談してくださいます。そこで思い出すのが「外見は、その人の内面の一番外側である」と言う言葉です。「内面を変えたかったら、外側も理想の状態に近づけて、中からも外からも変わっていこう」と言うことを伝えたい言葉だと思います。だからこそ、内面を磨くためにもまずは外見にも気を使うことは大切です。例えば表情、中でも笑顔で印象は変わります。姿勢の良さでも印象は変わります。姿勢を良くすることで、相手への影響のみならず、自分の健康面においても良い影響を自分に及ぼすことができます。健康的な人はそれだけで好印象になります。医療や介護の現場では特に重要ではないでしょうか。
当院では患者さんを笑顔でお迎えします。スタッフ一同姿勢も身だしなみも整え、より良質な医療をお届けできるようますます精進してまいります。