営業企画部の曽根です。
休日とはいえ、 一人の時間を作ることは
なかなか難しいのですが、おもしろそうな
展覧会が重なり「いつ行くの?今でしょ!」
と思い立ち、7/3(日)に京都市美術館
(市美)と、京都国立近代美術館(近美)に
行ってきました。
市美と近美は、有名な平安神宮のでっかい
鳥居を挟んで向い合せにあります。
―― まずは、市美の『ダリ展』 ――
入ってすぐに、美術の教科書でお馴染みの
空間があります。
SNSを狙ったモノでしょうか?
ここのみ撮影がOK!
撮影用の場所を用意してあるなんて、
時代を感じました。
まだ始まったばかりだからでしょうか、
3年ほど前にゴッホ展を見に来た時に
比べると、人が少なく観やすかったです。
シュルレアリズムの画家として最も有名と
言える、サルバドール・ダリですが、
いい意味で“ダリ”な作品ばかりでなく、
ピカソらからキュビズムの影響を受けた
作品や、映画や舞台など、幅広くダリを
知ることのできる内容でした。
ピカソもそうでしょうが、ビジネスとして
のアートを成功させた人だと感じました。
久しぶりに市美にきましたが、この京都
らしい歴史を感じる佇まい、建築物と
しての空間も魅力的で、やっぱりココ…
大好きです。
―― 次は、近美の『ポールスミス展』 ――
写真OK!SNSヨロシク!な今ドキの展覧会。
チケットを購入するともらえるピンクの
イヤホンを装着して、各作品横のQRコード
からアクセスすると、俳優の松田翔太さん
による作品の解説が無料で聴けるんです。
ノッティンガムに出店したわずか3m四方
の最初の店と、若き日のポールスミス。
直筆のメモやデザインステッチも観れます。
(デザインステッチは妻ポーリーンのもの)
オフィスの再現。雑然としていますが、
インスピレーションのヒントに溢れて
いるのです。
ポール・スミスが初めてコレクションを
発表した、当時のホテルの部屋の再現。
シャツが6枚とセーターが2枚、スーツは
2着だけ…
最終日に1人のバイヤーが来ただけ
だったそうです。
これが、もらったオリジナルイヤホン。
作品解説のおかげで大満足な内容でした
が、よくよく考えるとこれが無かったら
物足りなかったかも…(笑)
とにもかくにも、ポールスミスのことを
深く知り、身近に感じることができて、
より一層好きになりました。
人生初の美術館ハシゴのご報告でした。