新春を寿ぎ、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。
いよいよ今年はオリンピックイヤーですね。皆様はどのようにオリンピックを観戦されるでしょうか?昨年はラグビーワールドカップが開催されました。小さな日本代表の選手達がひるむことなく立ち向かい、巨人たちを倒していく様は実に爽快で、日本のみならず世界中に感動を巻き起こしました。アジア初でラグビー後進国での開催、本当に盛り上がるのか懸念されていたようですが、終わってみれば史上最高のワールドカップと讃えられています。選手達の健闘はもちろんですが、ホスト国である日本国民のおもてなし精神が世界に評価されたのではないでしょうか。今年のオリンピックはさらに大きなイベントです。世界中で賞賛されている日本のおもてなしブームをぜひ定着させましょう。
一方で、社会の変化の速さを改めて実感しました。今まではテレビやニュースで見ていた情報が、SNSで瞬時に拡散しています。地球が小さくなったような感じを受けますね。また、多くの外国人が日本に来ており、グローバル化が加速しています。日本は超高齢社会が問題になっていますが、その本質は少子化であり、人口減少時代が始まっています。これからは外国人にも支えてもらわなければ、日本社会は成り立ちません。
昨年に入管法が改正され、一定の専門性・技能を有する外国人材の受け入れが開始されました。私どもオアシスでも外国人留学生や技能実習生が来てくれています。現在、ミャンマーから4名、ベトナムから5名、パキスタンから1名の職員が働いています。日本に馴染めるのか、言葉は大丈夫か、利用者様に受け入れてもらえるのか、始めるまでは様々な不安がありました。しかし「案ずるより産むが易し」、今ではしっかりと働いているうえに、利用者様からの評判も上々です。
鎖国時代は今や遠い昔、グローバル化の波に乗り遅れては生き残っていけません。オアシスは多様化を受け入れ、時代の変化に適応できる柔軟な組織でありたいと思っています。これからもオアシスは前進します。ご期待ください。