介護老人保健施設オアシス(デイケアロング)
の安東です。
5/14(土)に、三流亭無邪気様をお招きし、
落語をご披露いただきました。
デイケアの机に赤い布を被せて座布団を
のせて舞台を作りました。
序盤は出囃子が鳴らないハプニングが
ありましたが、無邪気さんは見事な
アドリブで乗り切って下さいました。
前半では、上方落語では昔の言葉をよく使う
とのことで、物の名前など、昔と現在でどう
違うかという小噺をしていただきました。
例えば、関西では、七輪を「かんてき」、
かまどを「へっつい」と言ったそうです。
皆様はわかっておられましたが、平成生れ
の僕は一つもわからなかったです(笑)
後半は先程教えて頂いた言葉を使って、
「江戸荒物」を演じてくださいました。
「江戸」が「東京」に変わった頃、東京産
の瀬戸物が良く売れるというので、大阪の
商人が江戸弁を使って商売をするものの、
覚えたての「東京の言葉」は大阪の客にも、
東京の客にも、田舎の客にも通じなかった
ため、商品がまったく売れない....と
いう内容です。
さすが落語家さん、話術はもちろんのこと、
顔の表情でいろいろな感情を表現される
技術に感動しました。
皆様、手を叩きながら、笑っておられました。
中には笑い過ぎて涙を流している方の姿も。
今日は日差しが強く暑かったですが、
それを笑いで吹き飛ばすような一日でした。