平成30年4月20日(金)老健2階のデイルームで㈱大塚製薬工場の山尾様にご来所いただき、
「高齢者の脱水について」の講義を行っていただきました
大塚製薬様といえば「OS-1」という経口補水液を製造販売しておられ、
これから「脱水症」を起こしやすい季節に備えOS-1の有効な摂取方法と、
そもそも“脱水症とは”という部分からオアシス職員の知識の向上と再確認を行いました
その内容は人間の身体の水分組成から始まり、
そもそも高齢者の方が脱水状態に陥りやすい原因として、
元々身体の水分量が赤ちゃんの7~8割に対し「5割」と少なく、
さらに高齢者の方は喉の渇きを感じにくいといったことも、
脱水を引き起こす要因の一つである事を学びました
そして次に水分補給のタイミングは、
1.お風呂に入った後
2.寝る前
が良いとされていますが、特に寝る前のコップ一杯の水は
「宝水」と呼ばれているそうです
最後に、脱水を見分ける身体のサインとして、
指の爪を押して赤みが戻るのに2秒以上かかったり、
皮膚をつまんでつままれた形から3秒以上戻らない、
などの方法もお教え頂きました
これから夏に向け発汗などで水分や塩分が失われがちなので、
しっかりと食事を摂り、
こまめに水分摂取をすることはもちろん、
塩分摂取も忘れないことが重要ということです
ご講義中、職員が実際にOS-1を飲んでみてその感想を述べたり、
その後質疑応答が行われ今回の勉強会となりました
㈱大塚製薬工場の山尾様、誠に有難うございました