こんにちは、介護老人保健施設オアシス(平野区平野南)支援相談員(通所リハビリテーション担当)の田村です
オアシスグループでは広報委員会と教育委員会が連携し、法人にて実施した研修をブログで紹介しています
10月10日(金)、法人内研修として今年度2回目となる『身体拘束適正化・高齢者虐待に関する研修』を実施しました
このテーマの研修は介護施設の従事者が必ず受講しなければならない「必須研修」であり、重要なテーマと位置付けられています
この講義は、老健リハビリテーション科 統括科長・大谷直寛が担当いたしました
介護保険制度がスタートした直後の2001年より、身体拘束や虐待に関する研修は重要な位置付けとされ、すべての従事者が受講するよう定められています
広義の「虐待」の中に「身体拘束」も含まれており、従来より利用者本人や他利用者の命を守るために「やむを得ない」という理由で身体拘束は行われてきました
しかしながら、そのことが虐待や命に関わる問題につながることもあるため、明確なルールを定め、すべての従事者がそれを遵守しなければなりません
制度が始まり四半世紀を経た現在、身体拘束に対する必要性や受け止め方も変化しています
職員の考えが取り残されることがないよう、最新の情報をキャッチし、常に学び研鑽を積む必要がある内容となっています
近年では、「良かれと思って判断したこと」が、結果として利用者やご家族の望まない「不適切な介護」となってしまうケースが問題になることがあります
オアシスグループにおいても、最新の情報を参照しながら、不適切な介護を「適切な介護」へと改善していく取り組みを進めていかなければなりません
今後も厚生労働省の指針に基づき、適切に研修を実施して「安心・安全を提供する」適切な介護を進めてまいります
職員の皆さま、お疲れさまでした