こんにちは、営業企画部の西田です
平成31年2月26日(火)、介護老人保健施設オアシスにて、大阪城南女子短期大学 前田教授をお迎えし、今年第1回目の介護実践研修『介護の課題検証』を実施しました
介護老人保健施設オアシスをメイン会場(平野区平野南)に、特別養護老人ホームオアシス寿安(平野区長吉六反)とデイサービスオアシス長瀬(東大阪)との三元中継で行いました
今回はテーマが大きく分けて2つありました
『1.続・ターミナルケア』と『2.続・リスクマネジメント』です
先生にご用意していただいたテキストとスライドに沿って、ビデオ鑑賞とディスカッションも交えて研修が進められました
まず、続・ターミナルケアでは、先日放送されたばかりのNHKスペシャル「大往生~わが家で迎える最期~」を鑑賞しました
84歳の末期がんの父親を支える全盲の娘様のお話でした
非常に重い内容でしたが、医師の最期だという呼びかけに親戚の方々が集まり、寄り添い、息を引き取るのを娘様が確認するという理想の最期でした
「ターミナルケア」について、前田教授が実際に現場の方々から聞いた様々な意見をご紹介いただきました
続・リスクマネジメントでは、大阪市内の施設で実際に起こってしまった「やけど」の事故のビデオを観て、なぜ事故が起こってしまったのかについて検証しました
やけどを防ぐには介護者が自分の身体(手)でチェックするという基本的なことが大切です
次に『徘徊転倒事故が減らない』ことについて意見交換しました
これは誰にも拘束されず、自分の意思で自由に歩いていても起こり得る事故で、永遠の課題です
ご参加いただいた職員のみなさまお疲れ様でした
介護実践研修は今年も毎月第四火曜日の開催を予定しております
最後に前田教授からお知らせがありました
3月2日(土)、前田教授が実行委員を務めている地域学会「第8回 総合福祉セミナー」が開催されます
場所は大阪城南女子短期大学 第二学舎(東住吉区)です
予約などは不要ですのでご興味のある方はぜひご参加ください