こんにちは、営業企画部の西田です
11月20日(火)、介護老人保健施設オアシスにて大阪城南女子短期大学人間福祉学科の多田鈴子講師をお迎えし、
介護実践研修『自己決定を尊重する介護をめざして』を実施いたしました
介護老人保健施設オアシスをメイン会場(平野区平野南)に、特別養護老人ホームオアシス寿安(平野区長吉六反)とデイサービスオアシス長瀬(東大阪)との三元中継で行いました
先生にご用意していただいた冊子のテキストに沿ってグループワークも交えて研修が進められました
まず初めに「80歳の私を想像する」塗り絵をしました
職員のみなさん様々でしたが、学生の方にしていただくと、どうしても暗い色になるそうです
次に「ライフコース」で「あなたは、どんな人生でしたか?」の問いを乳幼児期から老年期まで振り返って書き出しました
老年期は未来なのでどんな人生を過ごすのか想像して書きました
その後80歳の絵とライフコースを説明をしながらみんなで発表しました
老年期はやはり「旅行をしながらゆっくり過ごしたい」「趣味を楽しみたい」といった声が多かったようです
これらは高齢者の世界を体感することが目的です 併せて「加齢による機能の変化(老化)」も学びました
次の項目では、事例を通して自己決定を考えました
テーブルごとのグループに分かれ、事例から問題点や適切な対応を話し合い、発表し、意見交換をしました
今回の研修で利用者の方の生活行為の意味や意義を知り、本人の自己決定を促し、それを尊重することが援助者の役割として大切であることを学びました
職員の皆様、お疲れ様でした
次回は今年最後の介護実践研修となります
12月17日(月)大阪城南女子短期大学 前田教授による「看取りターミナルケア」です